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ルイーザ・デッロルト修道女 ルイーザ・デッロルト修道女 

ハイチ:イタリア人修道女殺害される、教皇の祈り

教皇フランシスコは、ハイチで殺害されたイタリア人修道女のために祈られた。

 ハイチの首都ポルトープランスで、6月25日、イタリア人宣教者、ルイーザ・デッロルト修道女(64)が武装した何者かによって殺害された。

 ミラノ大司教区がもたらした情報では、同修道女はポルトープランスの路上で重傷を負って倒れているところを発見され、搬送先の病院で亡くなった。おそらく強盗を目的に襲撃されたとものと見られている。

 シスター・ルイーザは、イタリア北部ロンバルディア州レッコ県出身で、聖シャルル・ド・フーコーの霊性に基づく修道会、福音の小さき姉妹会の宣教者として、20年にわたりハイチの貧しい子どもたちのために奉仕してきた。ハイチの前には、カメルーンとマダガスカルでも宣教生活を送っていた。65歳の誕生日の2日前に命を奪われた。

 教皇フランシスコは、6月26日(日)のお告げの祈りで、ルイーザ・デッロルト修道女を悼み、同修道女の遺族と福音の小さき姉妹会の会員たちと悲しみを共にされた。

 教皇は、ルイーザ修道女のハイチでのストリートチルドレンのための長きにわたる献身を思いながら、その冥福を心から祈られた。

 また、教皇はハイチ国民のために祈り、特に子どもたちが貧困と暴力のない、平和な未来を得られるよう願われた。

 そして、ルイーザ修道女は殉教に至るまで自身の人生を他者のための贈り物として与え尽くした、と話された。

26 6月 2022, 17:37

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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