教皇「移民の悲劇が繰り返されないように」
教皇フランシスコは、スペイン領メリリャと、米国テキサスで起きた移民の悲劇に苦しみを表された。
教皇フランシスコは、このところの相次ぐ移民の悲劇に苦しみを表明された。
モロッコとスペイン領メリリャの国境で、6月24日、国境に設置されたフェンスを乗り越えスペイン領内に入ろうとおよそ2000人が殺到し、少なくとも23人が押しつぶされるなどして死亡した。
また、米国南部テキサスのメキシコとの国境付近で、6月27日、放置されたトレーラーから、不法移民とみられる46人の遺体が発見される事件があった。トレーラー内にいた人々、16人が救助され、病院に搬送されている。
教皇はこうした出来事を受け、6月28日のツィートで、「テキサスとメリリャにおける移民の悲劇のニュースを苦しみをもって受け取りました。より良い生活への希望を求めて亡くなったこれらの兄弟たちのために一緒に祈りましょう。そして、わたしたちのために、主がわたしたちの心を広げ、このような悲惨な出来事が繰り返されることがないよう、祈りましょう」と呼びかけられた。
28 6月 2022, 17:28