教皇フランシスコと、ローマのカプラニカ神学院関係者との集い 2025年1月20日 バチカン宮殿 教皇フランシスコと、ローマのカプラニカ神学院関係者との集い 2025年1月20日 バチカン宮殿  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

教皇、ローマのカプラニカ神学院の共同体と

教皇フランシスコは、ローマのカプラニカ神学院の関係者との集いを持たれた。

 教皇フランシスコは、1月20日、ローマのカプラニカ神学院の共同体とお会いになった。

 カプラニカ神学院は、1457年に創立された歴史ある神学院。関係者らは同神学院の保護者である聖アグネスおとめ殉教者の記念日(1月21日)の前日、バチカンを訪れた。

 教皇は挨拶の中で、現在、同神学院はイタリアとその他の国々の39教区から、神学生と叙階されて間もない司祭を受け入れ、その中にはシリア・マラバル典礼の教区も含まれることに触れながら、この様々な出身や所属の中に、一つにして多様な、聖なる神の民の特質を感じて欲しいと願われた。

また、教皇は司祭が常に「培われ、育まれる」必要を説きながら、そのために必要な3つの「親しさ」として、神と、司教と、民との親しさを強調された。

 教皇は、この複雑な時代において、イエスが教会に求められる使命に、神のいつくしみのもとに、「シノドス性」をもって取り組んで欲しい、と関係者らを励まされた。

20 1月 2025, 19:56