教皇フランシスコと教皇庁諸機関責任者らによる四旬節黙想会で 2020年3月 ローマ郊外アリッチャ 教皇フランシスコと教皇庁諸機関責任者らによる四旬節黙想会で 2020年3月 ローマ郊外アリッチャ  (Vatican Media)

今年の四旬節、教皇と協力者による共同体形式の黙想会、再び

教皇フランシスコが主宰する3月中および4月上旬の儀式予定が発表された。

 教皇フランシスコが主宰する2025年3月および4月上旬の儀式の予定が発表された。

 教皇儀典室(儀典長:ディエゴ・ラベッリ大司教)の発表によれば、四旬節の初日「灰の水曜日」、3月5日午後、教皇は、ローマ・アヴェンティーノ地区の聖アンセルモ教会での祈りと、聖サビーナ教会に向けた宗教行列をとり行われる。そして、聖サビーナ教会到着後、同教会でミサを捧げ、その中で「灰の式」を行われる。

 3月9日(日)午後より、教皇は、ローマ在住の枢機卿、および教皇庁の諸機関の責任者らと、四旬節の黙想に入られる。この共同の黙想は、バチカンのパウロ6世ホールを会場に、14日(金)の朝まで、毎日続けられる。

 教皇庁では毎年四旬節に、教皇と協力者らの共同体による黙想が行われてきた。しかし、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響で、共同体形式の四旬節の黙想会は2020年のローマ・郊外アリッチャの黙想の家で行われたものを最後に、2021年から2024年までは、個人的な黙想の形をとってきた。この2025年の四旬節より、再び共同体形式で黙想会が催されることになる。

 そして、四旬第5主日にあたる4月6日(日)午前、教皇はバチカンの聖ペトロ広場で、「病者と医療従事者の聖年」のためのミサをとり行われる。

13 2月 2025, 17:12