ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院 ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院  (ANSA)

教皇、安定した容体、祈りと休息と仕事の一日

入院中の教皇フランシスコの3月7日(金)の容体についてバチカン広報局が声明した。

VATICAN NEWS

 呼吸器感染症のため2月14日よりローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院で入院生活をおくられている教皇フランシスコの3月7日(金)の容体について、バチカン広報局は次のように伝えた。

 教皇は呼吸理学療法を含む治療を続けられ、夜間の非侵襲的人工呼吸、日中の鼻カニューレによる高流量酸素療法を交互に行われている。

 この朝、教皇はジェメッリ病院の10階にある個室病室に隣接した礼拝堂で20分ほど私的な祈りの時を持たれた。日中、教皇は仕事上の作業を行われた。

 臨床状態について、医師団は安定していると見ているが、病像の複雑さに変わりはない。見通しには依然慎重を要する。

 本日の夜は、昨日予告されたように「病状の安定により」医学的報告は行われない。明日3月8日、医学的見地からの新たな報告が行われる予定。

 

 

07 3月 2025, 20:39