教皇、穏やかに夜を過ごされる
入院中の教皇フランシスコの、3月8日(土)朝の様子をバチカン広報局が報告した。
VATICAN NEWS
呼吸器感染症でローマのジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの、3月8日(土)朝の様子について、バチカン広報局は次のように伝えた。
「教皇は穏やかに夜を過ごされた。現在、休息されている。」
これに次いで、同日正午過ぎ、バチカン広報局から報道関係者に向けて発表された声明は以下のとおり。
「教皇はこの朝、運動理学療法をはじめ、指示された治療を再開された。
明日9日、聖ペトロ広場でとり行われる『ボランティア界の聖年』のミサで、マイケル・チェルニー枢機卿が教皇の説教を読み上げる。
明日のお告げの祈りについては、これまでのように教皇の言葉が公布される予定。」
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前日3月7日(金)夜の声明は、以下のとおり。
「教皇は呼吸理学療法を含む治療を続けられ、夜間の非侵襲的人工呼吸、日中の鼻カニューレによる高流量酸素療法を交互に行われている。
この朝、教皇はジェメッリ病院の10階にある個室病室に隣接した礼拝堂で20分ほど私的な祈りの時を持たれた。日中、教皇は仕事上の作業を行われた。
臨床状態について、医師団は安定していると見ているが、病像の複雑さに変わりはない。見通しには依然慎重を要する。
本日の夜は、昨日予告されたように『病状の安定により』医学的報告は行われない。明日3月8日、医学的見地からの新たな報告が行われる。」
08 3月 2025, 09:02
