2025年度「世界難民移住移動者の日」テーマ発表
2025年度「世界難民移住移動者の日」のテーマが発表された。
教皇庁総合的人間開発省は、2025年度の「世界難民移住移動者の日」のテーマを発表した。
カトリック教会は毎年9月最終日曜日に「世界難民移住移動者の日」を記念する。今回の同省の声明によれば、今年は、聖年の行事として10月4日と5日に「移住者の祝祭」が開催されることから、これらの日に合わせて記念される。
教皇フランシスコが、今年の同記念日のために選ばれたテーマは、「移住者、希望の宣教者(仮訳)」。
同テーマをめぐり、総合的人間開発省は、「聖年の光に照らし、このテーマは、困難にも関わらず、未来における希望を日々証しする移民・難民の勇気と粘り強さを強調するものである。それは、国境を越えてでも幸福にたどり着くという希望であり、神に完全に信頼するように導く希望である。多くの場合、移民・難民は、受け入れ先の共同体の中で「希望の宣教者」となり、信仰の活性化や、共通の価値観に基づく諸宗教間の対話の促進に貢献している。これらの人々は、地上の巡礼の究極の目的、すなわち、未来の「祖国」への到達を教会に思い起こさせる」と述べている。
04 3月 2025, 12:57
