コンクラーベ2日目：午前の投票では、次期教皇は未選出

　第267代ローマ教皇を選ぶコンクラーベの2日目、2025年5月8日午前11時51分、午前中の投票の結果を知らせる煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上がった。

　煙の色は黒。これにより、コンクラーベ2日目の午前中に行われた2回の投票では、まだ次期教皇は決まらなかったことが明らかになった。

　これにより、投票は2日目午後へと続く。

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　コンクラーベでは、通常初日は1回のみ、2日目以降は、午前に2回、午後にさらに2回投票が行われる。

　結果を外部に知らせる煙（白煙＝教皇選出、黒煙＝教皇未選出）は、毎回の投票後ではなく、午前の2回目の投票終了時（目安として現地時間の正午頃）と、午後の2回目の投票終了時（目安として現地時間の19時頃）に上げられる。

　ただし、午前か午後の1回目の投票で新教皇が決まった場合は、2回目の投票の必要がないために、煙は予定時間より早く上がることになる。したがって、予定より早く上がる煙は、白煙以外にないことになる。