コンクラーベ2日目午後:新教皇の選出を告げる白煙
コンクラーベ2日目午後、新教皇の選出を告げる白煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上がり始めた。
第267代ローマ教皇を選ぶコンクラーベ2日目、5月8日18時7分、午後1回目の投票後、新教皇が選出されたことを表す白煙が、システィーナ礼拝堂の煙突からわき上がった。
新教皇の選出を待ち望んでいた広場の信者たちから、大きな歓声と拍手が広がっていった。
たなびく白煙と共に、バチカンの大聖堂の鐘楼から祝いの鐘が響き始めた。
この白煙から間もなく、次期教皇に選ばれた枢機卿の名前と、新教皇名が、枢機卿団のプロトディアコノより発表される。
そして、新教皇がバチカンの大聖堂の中央バルコニーに姿を見せ、第一声を聞かせ、最初の教皇祝福をローマと世界におくることになる。
この期待に満ちた一刻、バチカンの広場を埋める会衆は、次々と駆けつけるローマ市民と、世界各国の信徒、修道者、聖職者らによって次第に密度を増している。
人々の間には各国の国旗も見られ、新教皇の名前はもとより、出身国に対する関心も高まっている。
08 5月 2025, 18:15
