ガザのカトリック教会へ攻撃、主任司祭を含む複数の負傷者
パレスチナのガザ地区にあるカトリック教会がイスラエル軍による爆撃を受けた。ラテン典礼エルサレム大司教区によれば、主任司祭を含む複数の負傷者がおり、そのうち数名は重体という。
パレスチナのガザ地区のカトリック教会、聖家族教会が、現地時間7月17日午前、イスラエル軍からの爆撃を受けた。
この爆撃をめぐる通信社等の最初の一報は、ガザ市のアル・アハリ病院の情報をもとに、2人が死亡(2人の女性とされる)、6人が重体と伝えた。
同教会の主任司祭、ガブリエル・ロマネッリ神父も片足に軽傷を負ったが、地元の診療所で手当を受けた後、共同体に戻ったという。
一方、ラテン典礼エルサレム総大司教区は、Xへのポストを通し、小教区への爆撃があり、負傷者がいることを伝えつつも、「現在のところ犠牲者は確認されていない」と声明している。
この爆撃により様々な被害を受けたとみられる聖家族教会の建物内には、約500人が避難生活を送っていた。
ANSA通信が、同大司教区に近い情報筋の話として伝えたところによれば、イスラエル側は「誤爆」と主張しているという。
17 7月 2025, 12:06
