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教皇「被造物を大切にする世界祈願日」への一致招く

教皇レオ14世は、日曜正午の祈りの集いで、カトリック教会の「被造物を大切にする世界祈願日」とエキュメニカル行事「被造物の季節」を改めて紹介された。

 毎年9月1日(日本では、毎年9月第1日曜日)、カトリック教会の「被造物を大切にする世界祈願日」が記念される。

 統合的エコロジーをテーマにした、教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ』の発表に伴い、2015年に創設されたこの祈願日は、今年で第10回目を迎えた。

 教皇レオ14世は、その前日8月31日(日)のお告げの祈りで、この記念日について改めて紹介された。

 レオ14世は、「被造物を大切にする世界祈願日」は、10年前、教皇フランシスコが、エキュメニカル総主教バルトロメオス1世と歩みを共にし、カトリック教会のために制定したものと説明。

 被造物保護はこれまでになく重要かつ急務の課題である、と述べつつ、今年同祈願日のテーマ、「平和と希望の種」を示された。

 また、教皇は、すべてのキリスト者と一致したエキュメニカル行事として、9月1日から、アッシジの聖フランシスコを祝う10月4日までを、「被造物の季節」として記念することにも言及。

 アッシジの聖フランシスコが800年前に作った「太陽の賛歌」の精神のうちに、神を賛美し、その賜物を損なわず、わたしたちの「ともに暮らす家」を大切にする務めを新たにしよう、と皆にアピールされた。

31 8月 2025, 21:18