教皇レオ14世 2025年8月31日のお告げの祈り 教皇レオ14世 2025年8月31日のお告げの祈り  (@VATICAN MEDIA )

ウクライナ:教皇「武器の論理を捨て、交渉と平和の道へ進む時」

教皇レオ14世は、ウクライナでの戦争が死と破壊をもたらし続けている状況に、即時停戦と真摯な対話への取り組みを訴えられた。

 教皇レオ14世は、8月31日(日)の正午の祈りで、戦争による犠牲者が絶えないウクライナの状況に、即時停戦と対話の努力を改めてアピールされた。

 「残念なことに、ウクライナにおける戦争は死と破壊をもたらし続けている」と教皇は述べ、ここ数日も、首都キエフを含む複数の都市への爆撃で、多くの犠牲者が出ていることを憂慮された。

 レオ14世は、ウクライナ国民と、傷ついたすべての家族に、ご自身の精神的な寄り添いを改めて表明。

 同時に、無関心に陥ることなく、祈りと具体的な慈愛の業を通して連帯するよう、皆に呼びかけられた。

 教皇は、即時停戦と真摯な対話への取り組みの必要を再び強調。

 「今こそ、武器の論理を捨て、国際社会の支援のもとに、交渉と平和の道へと進むべき時です。武器の音が止み、兄弟愛と正義の声が上がるべき時です」と、責任者らに訴えられた。

31 8月 2025, 16:22

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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