レオ14世の誕生日、ペルーの信者たちがバチカン巡礼・宗教行列

教皇レオ14世の70歳の誕生日、ペルーの信者たちがバチカンで宗教行列をとり行った。

 教皇レオ14世が70歳の誕生日を迎えた、9月14日(日)午前、ペルーの信者たち約200人からなる使節が、「囚われのナザレのイエス」像と共に、バチカン前のコンチリアツィオーネ通りから、聖ペトロ大聖堂に向けて宗教行列をとり行った。

 同日正午、同使節は他の巡礼者らと共に、バチカンの広場でお告げの祈りに参加。「誕生日おめでとうございます  教皇レオ14世 モンセフ−チクラノ」等と書かれた紅白のシートを広げて、教皇に祝意を表した。

 「囚われのナザレのイエス」への信心は、16世紀、ペルーのチクラヨ教区内のモンセフで生まれた。

 「囚われのナザレのイエス」の祝日は9月14日であり、レオ14世の誕生日と重なる。

 こうしたことから、ロバート・フランシス・プレヴォスト師(現教皇レオ14世)が、チクラヨの司教であった時、自身の誕生日には、「囚われのナザレのイエス」の祝日のために、モンセフのサン・ペドロ教会でミサを捧げるのが習慣となっていた。

 この日、教皇レオ14世は、お告げの祈りで、ローマの信者たちとイタリアや世界各地からの巡礼団に歓迎の言葉を述べながら、同使節にも挨拶をおくられていた。

14 9月 2025, 21:55