ポルトガル・リスボンで発生したケーブルカー脱線事故  2025年9月3日 ポルトガル・リスボンで発生したケーブルカー脱線事故  2025年9月3日  (ANSA)

教皇、リスボンのケーブルカー脱線事故の犠牲者のために祈る

教皇レオ14世は、ポルトガル・リスボンで発生したケーブルカー脱線事故の犠牲者のために祈られた。

 教皇レオ14世は、ポルトガル・リスボンで9月3日に発生したケーブルカー脱線事故のニュースを受け、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、ルイ・マヌエル・ソウザ・ヴァレリオ・リスボン総大司教に宛て電報を送られた。

 この事故では、リスボン市内の3つのケーブルカー路線の一つ、グロリア線で車両が脱線し、線路脇の建物に衝突、17人が死亡、21人が負傷した。

 電報の中で教皇は、この事故による多くの犠牲者と負傷者のために心を痛められ、悲しみの中にある遺族に心からの哀悼の意と精神的な寄り添いを伝えられた。

 同時に教皇は、負傷者に回復を、またこの事故のために苦しむすべての人々にキリスト教的な希望の力を祈り求められた。

 教皇は救助活動に携わった人々に特別な感謝を述べると共に、犠牲者の遺族はもとより、すべての人々に、神の慰めを祈られた。

04 9月 2025, 20:59