地滑りに破壊された村 2025年9月2日 スーダン、中部ダルフール州・タラシン村 地滑りに破壊された村 2025年9月2日 スーダン、中部ダルフール州・タラシン村  (AFP or licensors)

教皇、スーダンの地滑りの被災者に寄り添う

教皇レオ14世は、スーダン西部ダルフール地方で発生した地滑りの犠牲者のために祈り、被災者たちに連帯を示された。

 スーダン西部、ダルフール地方の中部ダルフール州の山間部で、数日の大雨に続く地滑りが8月31日発生、土砂はタラシン村全体を飲み込んだ。

 地元を支配する反政府勢力の声明によれば、この地滑りで少なくとも1000人以上が死亡した。

 教皇レオ14世は、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、エル・オベイド教区の司教に宛て送った電報で、すべての被災者たちに精神的寄り添いを示され、犠牲者と遺族のために祈られた。

 また、行方不明者の捜索と被災地の支援にあたる当局関係者や救助隊員らを励まされた教皇は、スーダンに神による力づけと慰めを祈り求められた。

02 9月 2025, 16:37