ナチス政権下で殉教したサレジオ会司祭ら列福へ
ナチス政権下のサレジオ会司祭の殉教者9名と、チェコスロバキアの共産政権時代の教区司祭の殉教者2名の列福の日が近づいた。
教皇レオ14世は、10月24日、教皇庁列聖省長官マルチェッロ・セメラーロとお会いになった。
この席で教皇は、ナチス政権下で殺害されたサレジオ会の司祭9名と、共産政権時代の迫害で亡くなったチェコスロバキアの教区司祭2名の殉教を認める教令の発布を認可された。
このたび、列福に必要な殉教が認められたのは、以下の神のしもべたち。
-神のしもべ・ヤン・シヴィエルツと8人の同志殉教者、サレジオ会・司祭。1941年から1942年の間に、アウシュヴィッツ(ポーランド)とダッハウ(ドイツ)の強制収容所で、信仰への憎悪のために殺害された。
-神のしもべ・ヤン・ブラとヴァーツラフ・ドゥルボラ、教区司祭。1951年から1952年の間に、イフラヴァ(当時のチェコスロバキア)で、信仰への憎悪のために殺害された。
また、この教令では次の4人の英雄的徳が認められた。
-神のしもべ・アンジェロ・アンジョーニ、教区司祭、マリアの汚れなきみ心宣教者会創立者(イタリア1915-ブラジル2008)
-神のしもべ・ホセ・メリノ・アンドレス、ドミニコ会・司祭(スペイン1905-1968)
-神のしもべ・ジョアッキーノ・デッラ・レジーナ・デッラ・パーチェ(レオーネ・ラモニーノ)、跣足カルメル会・修道士(イタリア1890-1985)
-神のしもめ・マリア・エヴァンへリスタ・クインテロ・マルファス、シトー会・修道女(スペイン1591-1648)
25 10月 2025, 10:22
