襲撃された学校の寄宿舎 ナイジェリア北中部ナイジャ州パピリ 襲撃された学校の寄宿舎 ナイジェリア北中部ナイジャ州パピリ 

教皇:ナイジェリアとカメルーンの拉致被害者の解放訴える

教皇レオ14世は、ナイジェリアとカメルーンにおける司祭、信徒、学生の拉致に深い悲しみを表明、拉致された人々の一刻も早い解放を訴えられた。

 教皇レオ14世は、11月23日、バチカンでとり行われた「聖歌隊の聖年」のミサの終わりに、お告げの祈りを唱えられた。

 祈りの前に、教皇はナイジェリアとカメルーンにおける司祭、信徒、学生の拉致に言及、深い悲しみを表明された。

 ナイジェリア北中部ナイジャ州のパピリで、11月21日、およそ60人からなる武装集団が、12歳から17歳を対象とするカトリック学校、セント・メアリー校に侵入。寄宿舎への襲撃で、生徒303人と、教師12人が拉致された。

 その数日前には、カメルーン北西州ンゴ・ケトゥンジアで、バメンダ教区のカトリック司祭6人が拉致された。さらに、同州のブイ周辺では、バプテスト教会の牧師1人が誘拐された。

 教皇は特に拉致された多くの少年少女と、不安にさいなまれる家族らのために、強い苦しみを覚えられた。

 拉致された人々が直ちに解放されるよう、教皇は切に訴えると共に、関係当局に対し、解放を保証するための適切かつ迅速な決定を強く求められた。

 そして、教皇は、これらの兄弟姉妹たちのために、また教会や学校がどこにおいても常に安全と希望の場であるために、皆に祈りを呼びかけられた。

23 11月 2025, 21:03

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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