中東訪問:教皇レオ14世「一致と調和を求めて」
教皇レオ14世は、トルコの首都アンカラへ向かう特別機の機内で記者団と対話された。
11月27日、中東2カ国訪問に出発された教皇レオ14世は、トルコの首都アンカラに向かう特別機の機内で、随行の報道陣と言葉を交わされた。
この中で教皇は、教会関係者や記者らのそれぞれの仕事に感謝を表し、この訪問への同行に歓迎を述べられた。
教皇は「トルコとレバノンへのこの旅は、ニケア公会議から1700年を記念するものであり、何よりも一致という意味を持っている。すべてのキリスト教徒にとって重要であり、また全世界への大きなメッセージともなるこの記念のために、訪問を心待ちにしていた」と話された。
また、教皇は「わたしと教会の、そしてトルコとレバノンの信者の存在を通し、平和がいかに大切かを世界中に告げ、伝え、宣言できるようにと願う」とも語られた。
レオ14世は、この中東訪問に「皆で共に歩み、いっそうの一致と調和を求め、すべての人を真に兄弟姉妹として見つめる」というメッセージを示され、「わたしたちは皆、宗教や信条の違いを超えて兄弟姉妹であり、世界中に平和と一致を育てることを願っている」と強調された。
教皇は、この日感謝祭を迎えた米国の記者たちにお祝いを述べたほか、機内で各国の報道関係者らと交流された。
27 11月 2025, 12:49
