教皇レオ14世、イスタンブールのブルーモスクを訪問

教皇レオ14世は、トルコ共和国訪問3日目の早朝、イスタンブールのスルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)を訪れた。

 教皇レオ14世のトルコ共和国訪問は、11月29日、3日目に入った。

 教皇の一日は、イスタンブールで最も重要なモスクの一つ、スルタンアフメト・モスクへの訪問から始まった。

 スルタン・アフメト1世によって17世紀初頭に建造されたこのモスクが「ブルーモスク」の名で知られるのは、2万枚以上のイズニク陶器のタイルに壁や柱、アーチを覆われた、青と白を基調にしたその美しさによる。

 教皇は、メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光大臣らに付き添われながら、同モスクの内部をご覧になった。

 バチカン広報局によれば、教皇は、その場所と、そこで祈りを捧げる人々の信仰に深い敬意を払いながら、沈黙のうちに、深い祈りの精神と傾聴をもって同モスクを見学された。

 レオ14世は、ベネディクト16世(2006年)と、フランシスコ(2014年)に続き、ブルーモスクを訪問した3人目の教皇となった。

 聖ヨハネ・パウロ2世は、2001年のシリア訪問中、ダマスカスのウマイヤド・モスクを訪れており、これがローマ教皇による初めての歴史的モスク訪問となった。

29 11月 2025, 15:40