隣国ブルンジに到着したコンゴ民主共和国の避難民 2025年12月11日 ブルンジ・ガトゥンバ 隣国ブルンジに到着したコンゴ民主共和国の避難民 2025年12月11日 ブルンジ・ガトゥンバ 

レオ14世、コンゴ民主共和国の紛争に暴力の停止と対話アピール

教皇レオ14世は、コンゴ民主共和国における武力衝突の再発を憂慮され、和平プロセスの尊重をアピールされた。

 教皇レオ14世は、12月14日(日)、バチカンで行われたお告げの祈りで、コンゴ民主共和国東部における新たな武力衝突の発生に深い憂慮を表された。

 先日、同国南キブ州で起きた戦闘で、重要な都市ウビラがルワンダの支援を受ける反政府武装勢力「3月23日運動」(M23)に掌握された。

 州当局によれば、この衝突で、400人以上が死亡、20万人以上が避難している。

 コンゴ民主共和国とルワンダは、米国政府の仲介で今年6月に和平協定の合意に達したが、その後も衝突が見られ、12月4日に、合意を確認するために同協定の調印式が、両国首脳によってホワイトハウスで行われたばかりであった。

 教皇レオ14世は、こうした状況に、現地の人々にご自身の寄り添いを表明された。

 また、教皇は、紛争の当事者たちに対し、あらゆる形の暴力を停止し、進行中の和平プロセスの尊重のもと、建設的な対話を模索するよう呼びかけられた。

14 12月 2025, 20:47

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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