赤道ギニア:教皇「創造主の恵みがすべての人の祝福となるように」

教皇レオ14世は、赤道ギニア大陸部東部、モンゴモでミサを捧げられた。

 教皇レオ14世は、赤道ギニア訪問2日目、4月22日、モンゴモに赴かれた。

 モンゴモは、同国の大陸部地域(リオ・ムニ)東部、ウェレンザス県の県都。ガボンとの国境近くにある。

 教皇は同日午前、モンゴモのカテドラル、無原罪の聖母聖堂でミサを捧げられた。

 ミサの説教で教皇は、赤道ギニアにおける170年間にわたる福音宣教を主に感謝し、共に祝う喜びを述べられた。

 同時に、教皇は、福音に仕えるために人生を捧げた多くの宣教師、教区司祭、カテキスタ、信徒たちに感謝の念を表された。

 使徒的・普遍の教会に結ばれ、導かれ、やがて自らが福音宣教と信仰の証しの主役となっていった赤道ギニアの福音宣教の歴史を振り返ったレオ14世は、聖パウロ6世がアフリカ訪問で語った「アフリカの皆さん、これからは皆さんが、あなた方自身の宣教者です。キリストの教会は、この祝福された地に真に根を下ろしました」(1969年、ウガンダ・カンパラ、アフリカ司教シンポジウム閉会説教)という預言的な言葉を思い起こされた。

 教皇は、たとえ個人や、家族や、社会の状況が必ずしも順調でなくても、わたしたちは主の働きに信頼することができると述べ、「主は、わたしたちの知らぬ方法で、たとえまわりのすべてが不毛に見えても、闇の中でさえも、御国の良い種を芽吹かせてくださる」と話された。

 「神はご自身の存在のしるしをわたしたちに欠くことは決してない」と述べた教皇は、このミサの福音朗読箇所でイエスが言われたように、神はわたしたちにとって「いのちのパン」となり、わたしたちの飢えを満たしてくださる(参照 ヨハネ6,35)と語られた。

 では「わたしたちが感じている飢えとは何か。この国は、今日、何に飢えているのか」と教皇は問いながら、ご自身の今回の訪問のモットー「キリスト、赤道ギニアの光、希望の未来に向かって」を提示。

 「未来への飢え」、おそらくこれこそが今日の飢えであると教皇は述べつつ、それは、「希望に満ちた、新たな正義を生み出し、平和と兄弟愛の実を結ぶことができる未来への飢え」であると話された。

 教皇は、それは「ただ受け身で待つだけの未知の未来ではなく、神の恵みのもとにわたしたち自身が築き上げるように招かれている未来」であると述べ、「ギニアの未来は皆さんの選択にかかっている。それは皆さんの責任感と、すべての人のいのちと尊厳を守るという共通の努力に委ねられている」と励まされた。

 教皇は、福音の光と力をもって、この地の統合的な発展、刷新、変革を進んで担うように、創造主が与えた数多くの自然の恵みがすべての人にとって祝福となるために皆が力を合わせるようにと願われた。

 そして、教皇は、一人ひとりがそれぞれの責任に従い、一部の利益ではなく共通善のために働き、恵まれた人々と恵まれない人々との間の不平等を克服できる社会を目指せるよう、神の助けを人々の上に祈られた。

 「福音を宣べ伝え、証しすることを恐れてはならない」と述べた教皇は、170年前に宣教者たちが始めた働きを受け継ぎながら、希望と平和と和解の未来の構築者となるよう招かれ、人々の歩みを聖母の保護に託された。

 

23 4月 2026, 07:03