教皇レオ14世、回勅『マニフィカ・フマニタス』の発表で 2026年5月25日 バチカン 教皇レオ14世、回勅『マニフィカ・フマニタス』の発表で 2026年5月25日 バチカン  (@Vatican Media)

平和のための、技術の武装解除テーマに、来年度「世界平和の日」

カトリック教会の2027年度「世界平和の日」の教皇メッセージのテーマが発表された。

 Vatican News

 カトリック教会は、毎年1月1日に「世界平和の日」を記念し、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない、平和な世界について考え、その到来を祈る日としている。

 教皇庁総合的人間開発省は、このたび2027年度の「世界平和の日」に向けた、教皇メッセージのテーマを発表した。

 教皇レオ14世が来年の同記念日のメッセージのテーマとしてた選ばれたのは、「技術を武装解除し、平和に仕える。予防的責任としての政策」(仮訳)。

 このテーマをめぐり、教皇は政治の場で行動を求められる人々の道徳的責任について注意を喚起し、全人類に対し、人間の尊厳を擁護し、「技術の武装解除」から始め、平和の構築に貢献するよう呼びかけている、と総合的人間開発省は声明で述べている。

 「戦争を道徳的に容認できるアルゴリズムは存在しない」(『マニフィカ・フマニタス』n.198)と指摘する教皇レオ14世は、軍事上の判断を人工知能に委ねることに伴うリスクを警告しつつ、人々のいのちや民族間の共存に関わる状況において、人間的責任と人道の原則を守り得る共通の合意を促進するよう、国際社会に対し切に訴えている。

11 8月 2026, 13:46