教皇「刑務所における感染リスクへの対応を」
教皇フランシスコは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、集団生活の場、特に刑務所における感染リスク問題への関心を呼びかけた。
教皇フランシスコは、3月29日(日)の「お告げの祈り」で、新型コロナウイルスの感染拡大の情勢の中、集団生活の場、特に刑務所における感染リスクへの対応を呼びかけられた。
教皇は、高齢者施設や、兵舎など、特に集団生活を通し感染リスクにさらされやすい状況にあるすべての人々に思いを向ける中で、特に刑務所にいる人々に言及された。
収容人数を超えた刑務所で感染による悲劇が起きかねないことを指摘する、国連人権理事会の報告を読んだ、と述べた教皇は、関係者にこの重大な問題への関心を呼びかけると共に、悲劇を未然に防ぐ対応をアピールされた。
29 3月 2020, 17:00