教皇、検査数値改善、安静にし回復に努める

　教皇フランシスコの、ローマ市内ジェメッリ総合病院への入院2日目、2月15日夕方までの経過について、バチカン広報局が以下のように発表した。

　「教皇フランシスコは一晩中よく休まれた。発熱は見られなかった。日中に行われた検査により、呼吸器感染症を確認した。治療はその後の微生物学的検査に基づき、若干変更された。今日の臨床検査では、いくつかの数値が改善した。

　午前中、教皇は聖体拝領され、その後、休息と、祈りや読書を交互に行われた。

　回復を促すために、医療スタッフは絶対安静をお願いした。そのため、教皇は明日、2月16日（日）のお告げの祈りの先唱は行わない。しかしながら、教皇はお告げの祈りの際の原稿を発表する意向である。

　教皇フランシスコは、寄り添いと親愛の情を伝える多くのメッセージに接し、感謝を表されると共に、今後もご自身のために祈りを願われている。」