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「灰の水曜日」の宗教行列 (写真資料) 「灰の水曜日」の宗教行列 (写真資料)  (Vatican Media)

灰の水曜日の儀式、教皇に代わりデ・ドナーティス枢機卿が司式

 教皇フランシスコが3月5日(水)に予定していた「灰の水曜日」の一連の儀式を、教皇の代理としてデ・ドナーティス枢機卿がとり行う。

 カトリックの教会暦は、3月5日(水)に「灰の水曜日」を迎えると共に、この日を初日として復活祭の準備期間「四旬節」へと入る。

 毎年「灰の水曜日」、教皇により、ローマのアヴェンティーノ地区の2教会、聖アンセルモ教会と聖サビーナ教会で、伝統の儀式がとり行われる。

 教皇儀典室の儀典長ディエゴ・ラベッリ大司教の発表によれば、今年の「灰の水曜日」には、入院中の教皇フランシスコの代理として、アンジェロ・デ・ドナーティス枢機卿が一連の儀式を司式する。

 これらの儀式は、3月5日午後、聖アンセルモ教会での祈りに始まり、続いて、聖サビーナ教会に向けての宗教行列が行われる。この行列には、枢機卿、司教、聖アンセルモ教会のベネディクト会会員、聖サビーナ教会のドミニコ会会員、そして信徒たちが参加する。

 宗教行列が聖サビーナ教会に到着した後、同教会でミサが捧げられ、その中で死と痛悔の象徴である灰を頭に受ける「灰の式」がとり行われる。

28 2月 2025, 14:56