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ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院 ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院  (AFP)

教皇、ビデオを通しバチカンの黙想会参加者に一致される

入院中の教皇フランシスコの3月9日(日)の様子についてバチカン広報局が伝えた。

 VATICAN NEWS

 呼吸器感染症のためローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの3月9日(日)の様子について、同日夜、バチカン広報局は次のように伝えた。

 カプチン・フランシスコ修道会のロベルト・パソリーニ神父の指導により、今日からバチカンのパウロ6世ホールで始まった教皇庁関係者の黙想会を、教皇は参加者らと精神的に一致しながらビデオで見守られた。

 午前中、教皇は、バチカンの国務長官パロリン枢機卿と総務局長ペーニャ・パラ大司教の訪問を受けられたほか、ご自身の入院生活の世話にあたる人々と共にミサに参加された。

 教皇は呼吸理学療法と運動理学療法を続けられた。医師団の指示のもとに、固形物をも含む食事療法を継続されている。

 昨日の医学的見地からの報告にあったように、教皇の容体は徐々に穏やかな改善を見せながら、安定しているように見えるが、臨床像の複雑さのために、医師団は見通しを慎重に保留している。

 教皇は日中の鼻カニューレによる高流量酸素療法に続き、予定どおり、夜間は非侵襲的人工呼吸に再び移られる。

 明日夜、医学的報告が行われる予定であるが、本日は教皇の容体の安定もあり、それは行われなかった。

09 3月 2025, 20:23