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ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院 ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院  (ANSA)

教皇、穏やかに夜を経過

入院中の教皇フランシスコの、3月12日(水)朝の様子についてバチカン広報局が伝えた。

 呼吸器感染症でローマのジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの、3月12日(水)朝の様子について、バチカン広報局は次のように発表した。

「教皇は穏やかな夜を過ごされた。」

 広報局が正午近くに伝えたところによれば、教皇は今朝もここ数日と同様、ビデオ中継を通し、パウロ6世ホールで行われている黙想会に参加された。また、教皇は呼吸理学療法と運動理学療法を含む治療を続けられた。

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 教皇の容体安定のため、前日3月11日(火)夜には医学的報告は行われなかったが、バチカン広報局は以下のように情報を伝えた。

 教皇は今日、指定された治療を続けられた。日中は鼻カニューレによる高流量酸素療法を継続された。

 教皇の臨床状況は安定しており、わずかな改善が見られる。医師団は見通しを明らかにしたものの、臨床像は依然複雑である。

 今朝、教皇は聖体を拝領された。

 今日の午後もビデオを通し参加されたバチカンでの黙想会と、祈りに専念するために、訪問は受けられなかった。

 明日(12日)の夜、新たな医学的報告が行われる。

 黙想中であるため、12日は、一般謁見のテキストは予定されていない。

12 3月 2025, 08:47