検索

枢機卿らによる最初の全体会議

教皇フランシスコの逝去を受けて、枢機卿団の最初の全体会議がバチカンで開かれた。

 教皇フランシスコの逝去から一日が経った、4月22日(火)、枢機卿らによる第1回目の全体会議がバチカンのシノドスホールで行われた。

 この会議には、およそ60人の枢機卿が出席した。

 会議は亡くなった教皇のための祈りで始まった。

 枢機卿たちは、教皇空位期間と教皇選挙についての規則を定めた使徒憲章「ウニヴェルシ・ドミニチ・グレジス」を遵守することを誓い、「Adsumus」を歌った。

 同使徒憲章12,13節が読まれ、続いて、ローマ教皇庁のカメルレンゴ、ケビン・ジョゼフ・ファレル枢機卿が前日公表された教皇フランシスコの遺言を読み上げた。

 この会議では、教皇フランシスコの葬儀ミサが4月26日に行われることが決定された。

 また、カメルレンゴを補佐する3人の枢機卿、パロリン、リルコ、バッジョ各枢機卿が抽選によって決められた。

 カメルレンゴの補佐を務める3枢機卿は、枢機卿会におけるタイトル別に(名義教会におけるタイトル、司教・司祭・助祭の3つのカテゴリー別に)1人ずつ、3日毎に抽選される。

 枢機卿団の第2回目の全体会議は、23日午後に行われる。

22 4月 2025, 20:06