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教皇レオ14世、イタリアのプロサッカー・クラブ、SSCナポリ関係者との集いで 2025年5月27日 バチカン宮殿 教皇レオ14世、イタリアのプロサッカー・クラブ、SSCナポリ関係者との集いで 2025年5月27日 バチカン宮殿  (ANSA)

教皇、ナポリのプロサッカークラブ選手らとお会いに

教皇レオ14世は、先日サッカーのイタリア・セリエAで優勝したナポリのクラブ関係者の訪問を受けられた。

 教皇レオ14世は、5月27日、イタリアのプロサッカー・クラブ、SSCナポリの選手らとお会いになった。

 サッカー・イタリア・セリエAの2024-2025シーズンで先日優勝を果たした同クラブの関係者は、このたびバチカンを訪問、教皇との出会いを持った。

 教皇は同チームの優勝にお祝いを述べ、ナポリの町にとって大きな祝祭でしょうと話された。

 教皇は、優勝とは長い道のりの果てに到達するものであり、最も重要なことは、一時の華々しい活躍や、一選手の素晴らしい能力ではなく、選手や監督たち、チーム全体でそれを勝ち取っていくことであると強調。

 サッカーの人気がイタリアだけでなく全世界に広がる中、一人ひとりの才能を集めて全体のために活かし、共に働くチームの模範は、単なるスポーツ上、テクニカル上の出来事を超えて、社会的価値を持つように思われる、と語られた。

 同時に、サッカーの持つ教育的側面を指摘された教皇は、スポーツがビジネスになる時、それは青少年たちにとって教育的どころか、非教育的にさえなると注意を喚起。

 競技レベルのスポーツ体験においては、若者たちの人間的成長に配慮し、その倫理的クオリティーに細心の注意を払うよう、保護者やスポーツ指導者らに願われた。

 ナポリのサッカークラブとの会見の冒頭、教皇は「報道では、わたしはロマニスタ(ASローマのファン)と言われているようですが、皆さん、ようこそ。それは報道が言っていることです」とユーモアを交えて話されていた。

 集いの終りに教皇は、ナポリのチームの選手全員のサイン入りのユニホームを贈られた。

28 5月 2025, 07:32