6月の教皇の祈りの意向:世界に思いやりの心を育む
カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。
毎月の祈りの意向と共に発表されるビデオは、「教皇による祈りの世界ネットワーク」によって配布されている。
教皇レオ14世は、2025年6月、祈りの意向のビデオに、初めてご自身の声を通して参加され、今月のテーマとなる祈りを英語で述べられた。
イエスのみ心に捧げられた6月、レオ14世は「世界に思いやりの心を育む」ために、次のように祈られている。
「わたしたち一人ひとりが、イエスとの人格的な交わりの中でなぐさめをいただき、イエスのみ心によって、世界に対して思いやりの心を育むことができますように」。
ビデオでは、教皇の祈りに続いて、女性の声で、今月の主題をさらに深める祈りが唱えられている。
教皇による今月の祈りと、教皇の意向に沿って黙想を助けるための祈りは、次のとおり。
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教皇:
祈りましょう。わたしたち一人ひとりが、イエスとの人格的な交わりの中でなぐさめをいただき、イエスのみ心によって、世界に対して思いやりの心を育むことができますように。
女性の声:
主よ、今日、わたしはあなたの優しい聖心のもとに参ります。
わたしの心を燃え立たせる言葉をお持ちのあなたのもとに。
小さき者と、貧しき者、
苦しむ者、そして人間のすべての不幸に
憐れみを注がれるあなたのもとに。
あなたをよりよく知り、あなたを福音の中で観想し、
あなたと共にいて、あなたから
そして、あらゆる形の貧しさに触れたその慈愛から
学びたいと思います。
あなたは御父の愛をわたしたちに示されました。
あなたの神にして人間の聖心をもって。
あなたのすべての子らに、あなたと出会う恵みをお与えください。
わたしたちの計画を変え、形作り、変容させてください、
祈りの中で、職場の中で、出会いの中で、日常生活の中で、
あらゆる状況の中で、あなただけを求めることができるように。
この出会いから、わたしたちを宣教に送り出してください、
世界のための思いやりという宣教に。
その中で、あなたはすべてのなぐさめが流れ出る源です。
アーメン。
