教皇、暴力や迫害に苦しむキリスト者たちのために祈る

　教皇レオ14世は、7月30日（水）、バチカンで行われた一般謁見の席で、コンゴ民主共和国で起きた教会襲撃事件に言及された。

　コンゴ民主共和国東部イトゥリ州コマンダで、7月26日から27日の夜にかけて発生したこの事件では、カトリックの小教区教会や家々が武装集団によって攻撃され、40人以上の信者たちが殺害された。

　この攻撃時、信者たちは自分たちの聖年の前夜祭を祝い、祈っている最中だった。

　教皇はこの「残忍な攻撃」に深い悲しみを表明。犠牲者の魂をいつくしみ深い神に委ねると共に、負傷者たちと、暴力や迫害にいまだ苦しむ世界のキリスト者たちのために祈りを捧げられた。

　また、教皇は、地域レベル、国際レベルの責任者らに、このような悲劇を防ぐための協力を呼びかけられた。