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平和を願うプラカードを掲げた人々 モザンビーク、カボ・デルガド (写真アーカイブ) 平和を願うプラカードを掲げた人々 モザンビーク、カボ・デルガド (写真アーカイブ) 

教皇、モザンビークのカボ・デルガドに安全と平和願う

教皇レオ14世は、暴力が続くモザンビーク北部カボ・デルガド州の住民に連帯を示し、国の責任者らに同地域の安全と平和のための努力を願われた。

 教皇レオ14世は、8月24日(日)の正午の祈りで、暴力が続くモザンビーク北部カボ・デルガド州の状況に触れられた。

 カボ・デルガド州では、2017年以降、イスラム過激派の非政府武装勢力による襲撃が相次ぎ、6000人以上が死亡。民家や、公共施設、社会基盤は破壊され、避難民は一時期、100万人を超えた。数週間前にも、チウレ郡で武装集団による攻撃が起きている。

 カボ・デルガドで繰り返される暴力と、地域社会と住民が日常的に経験している困難と恐怖、避難民の人道危機は、国際社会の中で忘れられた悲劇となっている。

 このような状況の中、教皇は、不安定な治安と暴力のために死者と避難民を出し続けているカボ・デルガド州の住民に精神的な寄り添いを表明。

 これらの兄弟姉妹たちを忘れることがないようにと信者らに願われると共に、住民のために祈るように招かれた。

 そして、教皇は同国の責任者たちに、この地域に安全と平和を取り戻すための努力を期待された。

 また、教皇は、先日8月22日に行われた、戦争に苦しむ兄弟姉妹たちのための祈りと断食の日に言及。

 さらにこの日、ウクライナの人々と共に、苦しむ同国に平和の賜物を主に願う霊的イニシアチブ、「ウクライナのための世界の祈り」に一致しよう、と呼びかけられた。

24 8月 2025, 19:37

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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