青年の祝祭:チルコ・マッシモでゆるしの秘跡
バチカンとローマで開催中の聖年行事、「青年の祝祭」は後半部に入り、8月1日、チルコ・マッシモでゆるしの秘跡がとり行われた。
バチカンとローマ市内を会場に、一週間に渡り開催中の聖年行事、「青年の祝祭」(7月28日~8月3日)は後半に入り、8月1日、チルコ・マッシモでゆるしの秘跡がとり行われた。
翌日8月2日(土)のローマ郊外トルヴェルガータにおける教皇レオ14世との前晩の祈り、そして3日(日)の、祝祭の閉会式にあたる教皇ミサを前に、1日(金)は、「悔い改め」「回心」をテーマとする一日となった。
この「悔い改めの日」、多くの青年たちが朝からローマ市内の古代競技場跡チルコ・マッシモへと向かい、ゆるしの秘跡を受けた。
およそ85,000平方メートルの会場には、告解のための200のスペースが設けられた。これらの告解場は、12の言語に分けられ、世界各国の司祭ら1000人以上の協力・交代によって、ゆるしの秘跡がとり行なわれた。
この機会に、参加者たちには、ゆるしの秘跡や良心の糾明について記した小冊子が配布された。
若者たちは青空のもと、あるいはテントの下で、辛抱強く列を作って待ちながら、ゆるしの秘跡に臨んでいた。
「悔い改めの日」、「青年の祝祭」に参加したそれぞれの巡礼団がこのテーマに取り組んだ。
たとえば、日本巡礼団の参加者らは、チルコ・マッシモからはそれほど遠くない、神言会本部で、団長のアンドレア・レンボ司教(東京教区補佐司教、日本司教協議会・青少年司牧部門担当)をはじめ、同行の成井大介司教(新潟教区司教)、そして司祭ら引率者たちと、講話や、ゆるしの秘跡、信仰上の相談、ミサなどから構成される一日を過ごした。
01 8月 2025, 17:46
