教皇「家庭が人々の間で神の愛の証しとなるように」
教皇レオ14世は、ラテンアメリカ司教協議会主催の「家庭」をテーマにしたミーティング参加者とお会いになった。
教皇レオ14世は、9月19日、ラテンアメリカ司教協議会主催のミーティング参加者とお会いになった。
同ミーティングはラテンアメリカ司教協議会(CELAM)が聖年を機会にローマで開催したもので、「家庭の未来」をテーマに行われた。
レオ14世は、この朝バチカン宮殿を訪れた参加者らに挨拶をおくられた。
その中で教皇は、貧困、仕事不足、医療制度へのアクセス、最も弱い立場の人々に対する搾取、移民、戦争などの問題と関連し、今日、まさに家庭の尊厳が脅かされていることを指摘。
公的機関と教会は、社会の中で、対話を促進し、家庭生活と家庭のメンバーの教育を助ける条件を強化するための責任を負っていると話された。
このような意味から、教皇は「家庭とは贈り物であると同時に、また課題でもある」と強調。
家庭の共同責任性と、社会・政治・文化的生活におけるその主役としての立場を促進し、コミュニティーにおいて彼らの貴重な貢献を促すことが重要、と話された。
聖ヨセフに対してされたように、神はすべての子、すべての夫婦に、御子と御母を託され、御子と御母と共に、人々の間で神の愛の礎、パン種、証しとなることを望まれる、と教皇は語られた。
そして、教皇は、家族が家庭教会として、また聖霊の炎の燃える炉として、その温もりをすべての人に広げ、人々を希望へと招き入れることを願われた。
20 9月 2025, 16:09
