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11月の教皇の祈りの意向:自殺予防のために

教皇レオ14世は、2025年11月の祈りの意向「自殺予防」をテーマに、ビデオの中で祈りを唱えている。

 カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

 毎月の祈りの意向と共に発表されるビデオは、「教皇による祈りの世界ネットワーク」によって配布されている。

 2025年11月の教皇の祈りの意向は、「自殺予防」。

 レオ14世はビデオの中で、この意向に沿い、最初に基本となる祈りを、続いてテーマを掘り下げるために自ら書き下ろした祈りを英語で唱えている。

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 教皇の2025年11月の祈りの意向と、その基本となる祈り、またその意向に沿って黙想を助けるための祈りは、次のとおり。

 11月の意向:「自殺予防」

 基本の祈り:「自殺の誘惑にさらされている人々が、地域社会での必要な支援やケアを受け、愛に触れて、人生の美しさに心を開くことができますように」

 黙想のための祈り:

 主イエスよ、
 疲れた者、重荷を負う者をご自分のもとに招き、
 御心の中で安らぎを見出させる方よ、
 この月、闇と絶望の中に生きるすべての人々、
 特に自殺の誘惑と闘う人々のために、
 あなたに祈ります。

 常に迎え入れ、話を聞き、共に歩んでくれる共同体を
 彼らが見出すことができますように。
 わたしたち皆に、思いやりと慈愛に満ちた心をお与えください。
 必要に応じた専門的な支援も含め、
 慰めと支えを差し出せる心を。

 敬意と優しさをもって寄り添うことを教えてください。
 傷をいやし、絆を築き、視野を広げる助けとなれるように。
 人生が贈り物であること、
 痛みや苦しみの中でさえ、
 美しさと意味があるということを、
 共に再発見できますように。
 あなたに従う者たちでさえ、
 希望のない悲しみに傷つきかねないことを、
 わたしたちはよく知っています。

 あなたの愛を常に感じさせてください。
 こうして、あなたの寄り添いを通して、
 わたしたちの手を取り、
 賜物であるいのちへの信頼を新たにしてくださる御父の無限の愛を認め、
 すべての人に告げ知らせることができますように。

 アーメン

 

04 11月 2025, 17:12