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「イエスに耳を傾け、その光の中に入ろう」教皇、小教区訪問のミサで

教皇レオ14世は、小教区訪問のため訪れた、ローマ市内クァルティッチョロの「我らが主イエス・キリストの昇天教会」でミサを捧げられた。

 教皇レオ14世は、3月1日(日)、ローマ市東部アレッサンドリーノ地区クァルティッチョロの教会でミサを捧げられた。

 この日、教皇がローマ教区の小教区訪問のため向かわれたのは、クァルティッチョロの「我らが主イエス・キリストの昇天(アシェンシォーネ・ディ・ノストロ・シニョーレ・ジェズ・クリスト)教会」。

 教皇はこの訪問で、子どもたちや若者、高齢者や病者、そして小教区の司牧に携わる人々と交流され、ミサを司式された。

 ミサ中、教皇は、マタイ福音書17章の「主の変容」の出来事(マタイ17,1-9)を取り上げ説教を行われた。

 教皇は、「主の変容」の少し前に、イエスがご自分の受難と死と復活を弟子たちに予告された時、それに反対するペトロに「あなたはわたしの邪魔をする者。神のことを思わず、人間のことを思っている」(マタイ16,23)と言われたエピソードを思い起こされた。

 それから六日後、イエスが山の上で、まばゆい、想像を絶する光の中で変容され、その傍らにモーセとエリヤ現れたのを目にした時でさえも、ペトロは、そこに仮小屋を建てることを申し出ながら、ご自分の目的を遂げるためにエルサレムへと旅を続けるイエスを引き留めたいかのようであった、と教皇は話された。

 その時、雲の中から聞こえた「これはわたしの愛する子、これに聞け」(参照 マタイ17,5)という御父の声は、今日もわたしたちに響いている、と教皇は語り、今日も旅を続けるイエスの声に耳を傾けるようにと、信者たちに強く願われた。

 「イエスは今日もわたしたちと共に旅をし、この街で、無条件の愛の論理を、攻撃となるあらゆる防御を放棄する論理を、わたしたちに教えておられます。わたしたちが住む地域から始めましょう。イエスの言葉に耳を傾け、イエスの光の中に入り、世界の光になりましょう」と教皇は呼びかけ、小教区の活動全体が「光への奉仕、喜びへの奉仕」であることを示された。

 「山上での変容の後も、イエスの旅は止まりません」と話す教皇は、教会や小教区もこの福音の使命を負っていると指摘。地域の多くの複雑な問題を前に、その傷を癒すために、情熱、分かち合い、創造性を解き放ち、すべてを希望によって変容させる、信仰の眼差しを養うようにと励まされた。

 「人間性といのちを歪めるいかなるものに直面しても、わたしたちは、いのちを変容させ、与える、福音を告げ知らせ、証し続けるでしょう」と説きながら、教皇は教会の母、おとめマリアの保護と執り成しを祈られた。 

03 3月 2026, 16:09