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教皇「互いの違いの尊重のもと平和を生きることは可能」

アルジェリア訪問中の教皇レオ14世は、バブ・エル・ウエドのアウグスチノ宣教女会運営の施設「受容と友愛センター」を訪れた。

 アルジェリア滞在中の教皇レオ14世は、4月13日午後、アルジェの大モスク訪問後、首都から約16kmの近郊の町バブ・エル・ウエドに、アウグスチノ宣教女会が運営する「受容と友愛センター」を私的な形で訪ねられた。

 同センターは、かつて同会の修道女らの共同体があった場所に設けられている。1994年10月23日、この共同体に属していた、エスター・パニャグア・アロンソ修道女とカリダド・アルヴァレス・マルティン修道女は、武装イスラム集団(GIA)によって殺害された。

 2人の修道女の名は、アルジェリア内戦中の1994年から1996年の間に殺害された「アルジェリア19人殉教者」(2018年5月8日列福)の中に記憶されている。

 かつての共同体跡に設けられたこの「受容と友愛センター」は、現在は他所で共同体を営む修道女たちによって運営されている。

 ここでは様々な国籍の教師らによって、子どもたちの学校の補習や、若者や成人を対象にした語学教室、女性たちのための手芸クラスなどの活動が行われている。

 センターを訪問された教皇レオ14世は、殉教した2人の修道女のために祈りを捧げられた。

 そして、センター運営に携わる修道女たちをはじめ、手芸クラスに参加する10人の女性たちともお会いになった。

 修道女と手芸クラスの参加者らは、殉教した2人の修道女の姿をレリーフにしたメダルを組み込んだ手作りのロザリオと、アウグスチノ会の紋章を刺繍したストラをレオ14世に贈った。

 教皇は修道女らに、「人それぞれが持つ尊厳の尊重の推進」を聖アウグスティヌスがもたらした「贈り物」として示し、同聖人は今日でも、互いの違いの尊重のもとに平和を生きることは可能であると教えている、と話された。

 レオ14世は、アルジェリアの19人福者殉教者の記念日、5月8日は、ご自身の教皇選出記念日でもあることを語りながら、修道女らの活動に感謝と励ましの言葉をおくられた。

 この後、教皇は「アフリカの聖母大聖堂」で、地域の共同体との出会いを持たれた。

13 4月 2026, 22:50