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「弱者への配慮は社会生活の質を示す指標」教皇、アンゴラの高齢者施設を訪問

アンゴラ訪問中の教皇レオ14世は、東部サウリモの高齢者施設を訪れた。

 教皇レオ14世は、アンゴラ訪問3日目、4月20日、同国東部ルンダ・スル州の州都サウリモに赴かれた。

 サウリモは、標高1081mの高地にそびえる人口約7万6千人の都市。

 教皇は同市の「高齢者ケアホーム」を訪問された。

 同ホームは14年前に創立された施設で、病者、障害者、また虐待を受け保護の必要のある人など、およそ60人のお年寄りが生活している。国によって運営されているが、団体・個人からの寄付や、カトリック教会との良好な協力関係、入居者のお年寄りたちによる荒地での野菜栽培など、様々なレベルでの助け合いがこの施設の貴重な要素・特長になっている。

 教皇は、ホームのお年寄りたちの歌やダンスによる温かい歓迎を受けられた。

 挨拶で教皇は、福音書には、イエスがカファルナウムのシモン(ペトロ)の家を訪れて彼のしゅうとめをいやされたこと、またイエスがべタニアのマリアとマルタとラザロの家で師として家族的にもてなされたことなどが語られている、と指摘。

 「イエスはここにも、この家にも住んでおられると考えることは喜ばしいことです。皆さんが兄弟姉妹として互いに愛し合い、助け合おうとするたびに、イエスは皆さんの間に住んでおられるのです」と話された。

 教皇は、最も困窮した高齢者たちを支援するアンゴラ当局の取り組み、そしてすべての協力者とボランティアの人々に感謝を表明。

 弱い立場の人々への配慮は、国の社会生活の質を示す大変重要な指標である、と述べられた。

 そして、教皇は、「お年寄りを単に介護するのではなく、何よりも耳を傾けることを忘れないようにしましょう」と招き、「なぜなら、お年寄りたちは民の知恵を有しているからです。そして、わたしたちは高齢の方々に感謝の念を抱くべきです。彼らは地域社会のために大きな苦難に立ち向かってこられたからです」と話された。

 教皇は、「ナザレの家を信仰と愛で満たしたおとめマリアが、この共同体を常に見守ってくださいますように」と祈り、一同に祝福をおくられた。

20 4月 2026, 18:52