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アンゴラ:教皇「キリストは人々の叫びに耳を傾け、歴史を刷新される」

教皇レオ14世は、アンゴラ東部サウリモでミサを捧げられた。

 教皇レオ14世は、4月20日、訪問先のアンゴラ東部サウリモでミサを捧げられた。

 このミサのために、会場となったサウリモ大司教区のカテドラル前広場には約4万人が、さらに広場周辺にはおよそ2万人が集った。

 教皇はミサの説教で、「朽ちる食べ物のためではなく、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」(参照 ヨハネ6,27)という言葉を通して、キリストはわたしたちにご自身からの真の贈り物を示しておられる、と述べられた。

 「キリストは、わたしたちに日々の糧に無関心であるようにと言っておられるのではない。キリストは、むしろそれを豊かに増やされ、祈りを通してそれを求めるように教えてくださった。この言葉は、わたしたちに命の糧、すなわち、わたしたちを永遠に支える食べ物を正しく求めるよう教えている」と教皇は話された。

 教皇は「今日、多くの人々の望みが、暴力によって阻害され、横暴な者たちによって搾取され、富によって欺かれているのをわたしたちは目の当たりにしている」と語り、「不正義が人々の心を蝕む時、すべての人の糧は少数の者の所有物となる」と指摘。

 「こうした悪を前にして、キリストは人々の叫びに耳を傾け、わたしたちの歴史を刷新される。わたしたちをあらゆる挫折から立ち上がらせ、あらゆる苦しみの中で慰め、わたしたちの使命を励される」と語られた。

 また、教皇は、「主が常にわたしたちに与えてくださる生けるパン、聖体のように、主の物語には終わりがない。それゆえ、主は、終わり、すなわち死を、わたしたちの歴史から取り除かれた。復活された主は、ご自身の霊の力をもって、その歴史を切り開いてくださる」と説かれた。

 「わたしたちは死ぬためにこの世に生まれてきたのではない。肉体の腐敗や魂の腐敗に隷属するために生まれたのではない。あらゆる形の抑圧、暴力、搾取、欺瞞は、キリストの復活、わたしたちの解放という最高の賜物を否定するもの」と教皇は話した。

 「悪と死からの解放は、世の終わりにだけでなく、日々の歴史の中で起きている」と述べた教皇は、「この賜物を受けるために、わたしたちはどうしたらよいだろうか。それは、福音が教えるように、『神がお遣わしになった者を信じること』(ヨハネ6,29)である」と強調。

 教皇は、力強く感謝を込めてこの信仰を宣言しようと招きながら、主に従い、隣人を通してに主に仕え、御言葉を人生の規範、真理の基準としていこう、とアンゴラの信者らに呼びかけられた。

21 4月 2026, 13:37