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「皆さんは偉大な未来に召されている」教皇、カメルーンの児童養護施設で

教皇レオ14世は、カメルーンの首都ヤウンデの児童養護施設を訪問された。

 教皇レオ14世は、カメルーン訪問初日、4月15日、首都ヤウンデの児童養護施設を訪れた。

 児童養護施設「ングル・ザンバ(「神の力」の意)」は、ヤウンデのマリアの娘修道会が運営するホームで、18ヶ月から20歳までの身寄りのない子どもたちや、保護を必要とする子どもたちを対象としている。

 施設に案内された教皇は、子どもたちの元気な歌声に迎えられた。

 そして、教皇は、修道会の総長や、施設の子どもたち、またかつて施設で生活し今は教育者や調理師となった若者たちが語る言葉に耳を傾けられた。

 教皇は挨拶で、「皆さんのおうちであるこの施設に来ることができて、とてもうれしく思います」と子どもたちに語りかけられた。

 「ここでは、何よりも天の御父が、皆さんを愛をもってご自分の子として迎え入れてくださいます。御父はその優しさを示され、皆さんを心から抱きしめたいと願っておられます。わたしも御父のみ名において、皆さんを心から抱擁したいと思います」と教皇は話された。

 また、「皆さんはここで真の家族を築き、苦しみの経験を分かち合う兄弟姉妹たちと出会います。この家族の中で、皆さんの一番上の兄弟はイエスです。イエスを中心にしたこの兄弟愛は、皆さんを強め、人生の重荷を共に担い、真の喜びを味わわせてくれるのです」と述べられた。

 教皇は子どもたち一人ひとりが負ってきた試練を心に留めながら、「皆さんは、傷よりも、もっと偉大な未来へと召されています。皆さんには約束が託されています。なぜなら、悲惨や、苦しみ、不正にあうかも知れない場所に神はおられるからです。神は皆さんの顔をご存知で、すぐそばにおいでです」と語られた。

 「福音書は、イエスが皆さんのような子どもたちに特別な愛情を示され、子どもたちを真ん中に立たせたことを思い出させてくれます。今日も、イエスは皆さん一人ひとりを、同じ愛情で見つめていることを知ってください」と、子どもたちを励まされた。

 同時に、教皇は、これらの子どもたちを見守るすべての人々に、心からの感謝を述べられた。

 「皆さんを通して、神の優しさが表れます。それは、試練の中でも決して揺るがない、決してあざむかない、忠実な優しさです」と、教皇は施設で奉仕する人々に話された。

 聖母の保護に子どもたちとすべての関係者を託された教皇は、「聖母が常に皆さんを見守り、悲しみの時にはなぐさめ、御子イエスの真の友としての成長を助けてくださいますように」と祈られた。

16 4月 2026, 14:01