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暴力反対のための行進を行う人々 コンゴ民主共和国・キンサシャ 2022年12月 暴力反対のための行進を行う人々 コンゴ民主共和国・キンサシャ 2022年12月 

教皇、ナイジェリアで殺害された主任司祭のために祈る

教皇フランシスコは、一般謁見中、ナイジェリアで殺害された司祭のために祈ると共に、今月末に訪問するコンゴ民主共和国の巡礼者らに挨拶をおくられた。

 教皇フランシスコは、1月18日(水)の一般謁見で、ナイジェリアで殺害された司祭のために祈られた。

 1月15日(日)未明、ナイジェリア中北部、ミンナ教区内のカフィン・コロにある小教区の教会、聖ペトロ聖パウロ教会の司祭館を武装集団が襲撃した。

 襲撃時、武装集団による司祭館への放火で、主任司祭イサク・アチ神父が焼死。協力者のコリンズ神父は背後から攻撃され負傷し、その後、病院に搬送された。

 教皇は一般謁見の席上で、殺害されたイサク神父のための祈りを巡礼者らに願われた。

 そして、「どれだけ多くのキリスト教徒たちが、暴力を身近に体験し苦しんでいることでしょうか」と述べつつ、「彼らのために祈りましょう」と招かれた。

 また、教皇はこの日、謁見会場を訪れたコンゴ民主共和国の巡礼団に挨拶をおくられた。

 コンゴ民主共和国でも無実の人々への暴力は続き、今月15日には、東部北キブ州カシンディのペンテコステ派の教会で日曜のミサ中を狙った爆破テロにより、12人以上が死亡、50人が負傷している。

 今月31日から2月3日まで、司牧訪問のため同国の首都キンサシャに赴く教皇は、これを前に、「わたしたちの心が、証しを与えるために苦しみ、勇気を持てる、司牧的な心となるよう神に祈りましょう。自分に託された人々、日々の生活で出会う人々に神のみことばをもたらすことは、誉れであるだけでなく、それは義務です」と話された。

18 1月 2023, 14:27

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